映画「空の青さを知る人よ」の感想
今日は体育の日。
せっかくの祝日をムダにするものかと思い、映画館に行きました。
前から気になっていた空の青さを知る人よをみることができて大満足です。
入場者記念特典でクリアファイルとあの花復刻版アクセスカードが貰えます。欲しい方はお早めに。
映画館はTOHOシネマズ。
運よくTOHOシネマズデイ(毎月14日)で1200円で鑑賞できました。
朝1番目の上映で、空いていて快適。
タイトルの「空の青さを知る」は、ことわざの井の中の蛙大海を知らず。されど空の青さを知るからきているようです。大海を知らずに続く言葉があったんですね。
主人公のあおいの不器用ながらまっすぐに生きようとする姿にグッときました。両親を交通事故で亡くした設定で、姉のあかねがあおいの面倒を見ています。あおいは、親のように面倒をみてくれたあかねに対して複雑な気持ちを抱いていました。
あかねの高校時代の恋人であった慎之介との再会を機に物語が動き始めてからは、自分の気持ちや過去と向き合う登場人物たちが描かれています。
キャストの演技が自然で素晴らしいです。また、声優に挑戦した俳優やタレントが棒読み演技で作品をぶち壊すみたいなことはありませんでした。
吉沢亮さんは、慎之介としんのの演じ分けがとてもしっかりしていました。長編アニメーション映画の声優初挑戦だとは思えません。
吉岡里帆さんは、「名探偵コナンから紅の恋歌」の演技を見ていたので、心配はしていませんでした。あかねはわかりやすく感情が表に出るキャラクターではありません。あおいの姉であり、大人の女性として描かれているため、演じるのがとても難しいと思います。
松平健さんは大物演歌歌手の役でした。クセのある大物感を出していながらも、作品の流れを邪魔することなく見事に演じていました。
特に、若山詩音さんの繊細な演技に驚きました。まだ19歳。素晴らしい声優さんの存在を知れて嬉しくなりました。
物語全体としての話の流れがわかりやすく、小さなこどもでも楽しめる作品だと思いました。大人のやるせない気持ちが表現されているので、感情移入して泣いてしまう人もいるでしょう。
おそらく大人の方が泣けると思います。それとエンディングまでしっかりとみてください。とても大事な部分です。
気になった方はぜひ見にいってください。
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